会社概要(沿革)
1976年に日本水産株式会社は、チリで新しい水産物の供給源を探し始め、これまで未開拓だった南部底魚資源を活用し、食料の供給源となり、輸出による外貨獲得のために利用できるものとして、チリの南部にある漁場において漁業および海事当局からの対応する法的許可を得て、加工船『霧島(きりしま)』を送りチリ南部で操業を開始しました。
このようにして、日本とチリの資本で構成される合弁事業会社としての、EMDEPESが誕生しました。その誕生は1978年10月11日で、バルパライソ港を拠点にして2隻の加工船「B / F Kirishima」と「B / F Fuji」の運航を開始しました。その後、プンタアレナス港にも拠点を置きました。その頃から、チリ人と日本人による乗組員の混乗が始まります。
会社設立時の加工船は、時が経つにつれ、技術と資源の条件に適合したより近代的なものに置き換えられていきます。現在、EMDEPESが所有する工船は『UNZEN』と『UNIONSUR』(すり身工船で、総トン数約5,000 トン)の2隻によりEMDEPESのすべての製品を生産しています。